美味しいスペシャルティコーヒー専門店⑤【島根県/足立美術館 庭園カフェ翠(みどり)】と縁起

島根県安来市の足立美術館の庭園は、日本庭園ランキングで1位を走り続けています。

足立美術館|ADACHI MUSEUM OF ART

その庭園を大パノラマで眺めながら飲むコーヒーですが、自家焙煎の比較的深煎りのオリジナルブレンド。深煎りなのにかなり整います。深煎りなのに整うのは、本当に極上の豆を使っているということでしょう。

庭園自体はとても美しいものの、人間の手で整えすぎていて、もっと侘び寂びがあればなーと手入れや維持の苦労も考えずにふと思ってしまいましたが、一方の美術館の作品には侘び寂びが溢れています。

コーヒーで整って〈僕の感覚だと酔っ払って)、それから横山大観さんをはじめとする絵画を鑑賞すると、普段と違うほんのりとした感覚で作家さんたちのテクスチャーに繋がるような感覚になれます。

コーヒーが取り持つ新しい感覚の「縁」です。

縁と書いて、急速に頭が右展開し始め、お釈迦様が発見した「縁起の思想」が浮かんでしまいました。

縁起の思想の説明を生成AIに子供でも分かるように説明してと尋ねたところ・・・

・・・・・・・・・以下引用・・・・・・・

縁起の思想について、子供でも分かるように説明すると、次のようなことが挙げられます。

苦しみは、私たちが心の中の意識や無意識が意図した原因(因)によって起こり、その因により縁が生じる。その意図(因)がなくなれば、結果(果)もなくなる。

吉(善果)は、よい意図(因)が生み出すものであり、凶(悪果)は、悪い意図(因)が原因であると教えます。

私たちは因縁によって存在するのであって、それらの因縁を取り除いたら「私」という存在はなくなる。これを「無我」といいます。

・・・・・・・引用終わり・・・・・・・・・


うーん、もっとわかりやすい説明が欲しいところですが。

少し前のコラムに書いた「さよならのつづき」 というドラマも、心臓移植の決断という因を通して、様々な今までにない縁が生じて展開していきます。途中の予想できるエピソードはかなり飛ばし見してしまいましたが、因縁生起の視点で俯瞰しながら見るのも面白いと思いました。


ドラマの中にエッセンスとして出てくるコーヒーですが、整う効能が、縁を豊かなものにするという設定で描かれています。

幸せな時間

足立美術館内
島根県安来市古川町320

電話:0854−28−7111

営業時間・定休日
美術館の開館日・開館時間に準じます。
年中無休
夏期(4月〜9月)9:00〜17:30
冬期(10月〜3月)9:00〜17:00

Leave a comment

All comments are moderated before being published